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ピンカートンに会いに行くのKのレビュー・感想・評価

ピンカートンに会いに行く(2017年製作の映画)
3.6
口も態度も悪い元アイドル。現役時代(20年前)から言いたい放題。最近までいた事務所の方…を殴る蹴るするシーンは笑えないけれど笑える。冷めたようなふてぶてしさは自己防衛。素直になれない葛藤を見え隠れさせる内田慈さんの演技が上手い。真相。自問自答。「大人になったら仲直りって言わないんだよ 謝罪って言うんだからねそういうのは」。シミュレーション。加湿器。再結成するかどうかを物語の推進力にしながら、そこに重きはおかないバランス感覚。少し照れくさくてあたたかい。人間味があって良いなと思える映画だった。
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