ピンカートンに会いに行くの作品情報・感想・評価・動画配信

「ピンカートンに会いに行く」に投稿された感想・評価

人生に行き詰まったおばさんが過去と対峙していく物としては『サニー 永遠の仲間たち』に近い物を感じました。

『恋人たち』などの松竹ブロードウェイ~制作の作品ということもあって、単館系ならではの独特の空気感と圧倒的なクオリティで見せきっていて面白かった。

とにかく役者陣がひたすら素晴らしくて、主演の内田慈の十八番な感じ悪いおばさんっぷりは最高だったし、登場は後半になるものの松本若菜の佇まいも良かった。
そして主人公のアイドル時代を演じた小川あんの目の大きさと、ちゃんと内田慈の感じ悪さを纏っているのも上手かった。

ただシナリオ面では短い故なのか、所々「うん?」となる部分が多かったのが残念。
反抗期の娘が「再結成したら学校行く」なんて言う件も何故そうなったのかが描かれてないうえに、そんなに本筋に絡んでこないので引っ掛かってしまったし、集結してからライブまでがいくらなんでもはしょり過ぎてて急に乗れなくなったり。。。

それと多分監督にアイドルへの思い入れがそんなに無いんじゃないかなというのも少し思えてしまって、そこら辺が本当もったいなかった気がします。

ただ非常に楽しく見れましたし、短いのでサクッと見れたのも良かった。でも逆にあと20分くらい増やしてもっと掘り下げてほしかった。。。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.6
崖っぷち元アイドルによるおばさんの青春アゲイン!と、思いきや、ちゃんと女の友情物語だった。
やり残した事に蓋をして日々を埋めるよりも、みっともなくても、時間が経っても、求められなくてもやり切る事、それこそが人生。
嫌いだけど好き、好きだけど嫌いって不安定な感情にさせられる爆裂やな感じな30代女子バトル。
いやーほんと内田滋さんってこういうちょっと痛々しさの残るやな女やらせたら天才だわ・・・やっぱ
ラスボスみたいに出てきた松本若菜さんの神々しいお美しさと、田村健太郎くんが最高に良くて、絶妙な存在感にグッときた。
拗らせてしまった人生、複雑にしてしまった人間関係、どれもこれも、自分自身で笑い飛ばせるくらいまで一所懸命にぶつかってみれば、違う景色が広がってくる。
それがたとえ望んでなかった未来だとしても、意地やプライド捨てたありのままの自分の方が、憧れてたものよりも幸せだったりするのかも。
そんな感じで大人の女性のためのある種のエールムービーとして楽しめる本作、30代後半のアイドルコンサートシーンは色んな意味で必見です。

有名な俳優さんは出演されていませんが
個人的に「架空OL日記」のファンなので

美紀を見た瞬間『酒木さんだ〜』
とテンションが上がりました。


大人になったピンカートンメンバーの関係性も心地良くて、終わり方も好きでした。


85分なので飽きずに観られました。
8637

8637の感想・評価

2.6
「東京ウィンドオーケストラ」で松竹ブロードキャスティング的映画の面白みを完全に掴んだ坂下監督。今作の方が面白かった。キレッキレのコメディセンスだったり演者の演技の上手さを見せる展開も全て詰め込んだ脚本が良かった。
あと優子超性格悪いな。
内田慈さんの存在感が大好きです。
主役のものって中々見れないので
全開で見てて楽しかったです。

蹴りまくるシーンは面白くて
仲直りのシーンは泣けました。

厳しい世界は厳しいままですが
なんか良かったなぁと感じる映画です。
あくび

あくびの感想・評価

3.3
芸能界の厳しさがリアルだった。主人公は悪い人じゃないけど、若くてかわいいJC、JKなら許されるキツさも、20代以降はイタイ人なだけ。ただ、イタイなりに必死に生きてるのは伝わってきた。内田慈のアイドル姿、ロスト・パラダイス・イン・トーキヨー以来だけど、観れて良かった。
nori007

nori007の感想・評価

3.7
芸能界というのは過酷な世界である。そうした世界の裏側を少しだけ見ることが出来るのがこの映画。かつてアイドル活動をしていたが、ブレイク寸前で突然解散。もちろんその裏側にはそれぞれの葛藤があるわけだ。

あれから20年。レコード会社の男から突然アイドル再結成をもちかけられる。
現実にも往年のグループが復活したり、歌番組に出てきたりするがこうした裏側の物語があるのかもしれない。ただ一言再結成と言ってもさまざまな障害がある。そうした出来事がとてもリアルですごくいい。奇跡なんてものも起こらない。だがそこがむしろいい。

松本若菜=岡本夏美の二人がばつぐんに素晴らしかった。
韓国映画「サニー」のような展開を期待しましたが、各メンバーをもう少し深堀してほしかったかな。
また葵のマネージャーをボコボコにするところ、加湿器前での再開など良いシーンもあって、ちょっと惜しい。
小川あん、岡本夏美が若い。柴田杏花が可愛い!
masa

masaの感想・評価

3.5
題名を見ただけでは、なんじゃ?と思いましたが、少女時代に結成した、ブレイク寸前で解散したアイドルグループのメンバーに会いに行く話。

20年前に解散したアイドルグループ・ピンカートンの優子は今も売れない女優をしている。レコード会社の松本からグループ再結成の誘いを受け、元メンバーたちに会いに行くが……

なんかでも、夢を諦めずにしがみついて生きているっていうのも、ありふれているけお、ある意味美しいと思ってしまう。

知名度ある俳優など一切出てこない
こういう作品が最近愛おしいと思ってしまう今日この頃。
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.1
加湿器の前での和解のやりとりがとても良かった。「ママがアイドルもっかいかやったら学校行く」って言ってた不登校の娘はあの後結局絶対学校行かなそう笑。あとはリーダーと葵の愚痴ばっかりの会話が楽しい「あー、アイドル全員死なねぇかなぁ?」ってをいw
>|