このレビューはネタバレを含みます
※グレン・キャンベルというミュージシャンを特に積極的に聴いたことはなかったのですが、映画の中で歌われる楽曲のほとんどが聴き覚えのある楽曲ばかりだったことで改めて彼の偉大さを思い知らされましたね。それとそもそもスタジオミュージシャンからの出発だったということもあり、高齢の彼のギターテクニックには驚かされるものがありましたね。
※ライブの中での本人のギターと娘さんのバンジョーとの弾き比べのシーンは素敵でした。特に彼の早弾きは圧巻でしたね。更にその音楽あるからこそ、病気の進行が遅れているかもしれないとい話には説得力が感じられましたね。
※映画の中で数多くのミュージシャンたちが登場してインタビューに答えているのですが、その映像からも彼がいかに多くのミュージシャンたちに影響を与えてかつその結果多大なるリスペクトをえていることに繋がっていることに納得されましたね。とくにポールマッカートニーとの楽屋でのやりとりは興味深かったです。
※この映画はいわゆるドキュメンタリータッチの映画だと思うのですが、何となく病名を公表して綱渡りの長いツアーに出て演奏を続けていく中で、いつ演奏に支障が出るのだろうか途中からハラハラドキドキしながら観ている自分がいたことに驚かされましたね。ふしぎな感覚でした。
※この映画に登場した著名人たちは、ブルース・スプリングスティーン、ジ・エッジ（U2）、ポール・マッカートニー、ブレイク・シェルトン、シェリル・クロウ、キース・アーバン、ブラッド・ペイズリー、テイラー・スウィフト、スティーヴ・マーティン、チャド・スミス（Red Hot Chili Peppers）、ビル・クリントンなどですが、この顔ぶれだけでも彼の偉大さを物語っているように思えました。
