ジェリー・ブラッカイマーが、「パール・ハーバー」「ブラックホーク・ダウン」以来に手がけた戦争アクション映画。実話ベースで、一つの部隊の『任務』に焦点を当てた良作。
戦闘シーンも迫力があり、クリス・ヘムズワークのファンは必見。序盤40分での『説明、動機付け』から、クライマックスまで一気に観れる展開。緩急織り交ぜつつ、緊迫感がしっかりとある。
大味にお互いがただ殺し合うだけではない。外交という側面も魅せながらのストーリー構成には感服した。
この手の映画は仲間の死や拷問などが多いものだがその演出がなく、「見る人を楽しませる映画」だった点を評価したい。