Naoya

ホース・ソルジャーのNaoyaのレビュー・感想・評価

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)
2.9
2001年9月11日、アメリカ同時多発テロ事件が発生。わずか12人の特殊部隊はアフガニスタンへ乗り込み、テロ集団の拠点の制圧任務に着く。ジェリー・ブラッカイマー監督制作の、実話に基づく物語。世界的事件となった9.11直後に、最初に戦地へと向かった部隊が描かれ、導入から戦争ものたる緊迫感が凄まじい。その戦地へ向かうのがわずか12人というのも衝撃的。彼らの行動一つ一つが生々しく描かれ、戦闘シーンは見応えがある。中でも特徴的な、騎馬隊となる特殊部隊が印象に残る。馬×現代の特殊部隊の雰囲気が妙にミスマッチさがながらも、独特の力強さが滲み出ていて、終盤にはミスマッチすら感じさせない、凄まじい生き様、騎馬隊たる勇姿が描かれてます。米軍騎馬隊の12人が、5万人の的に挑む場面は壮絶。製作がジェリー・ブラッカイマー監督なだけあり、作り込みが凄まじい内容。コソボ紛争を追った報道写真家でもある人物のニコライ・フルシーが本作を監督しているのも、より力の入れようを感じる。出演陣に、クリス・ヘムズワースやマイケル・シャノン、マイケル・ペーニャ、トレバンテ・ローズと豪華。
Naoya

Naoya