9.11をきっかけに使命感に駆られ1度も戦場に出た事のない主人公がアフガニスタンで11人の兵士と共にテロリストと戦った話。
こういった実話ベースの戦争映画は「戦争はいけない事なんだ」という悲惨さを1番に感じる事が多いけれど、この映画は戦闘シーンが他の戦争映画よりもカッコよく見えた。
空爆の重低音は迫力があったし、兵士達の横をかすめる銃弾の音はサラウンドで前から後ろへ流れていくのを感じた。戦闘シーンもまるでFPSのゲームをしているかのような臨場感とスピード感があった。
題名にもあるように馬に乗った兵士達が敵軍に銃を撃ちながら乗り込んでいくシーンもカッコよくゲーム的な印象があって勇ましい。
アフガニスタンの何もない荒野は薄い色味で荒廃的で広大な世界観を感じれた。
ただ、物語としての山と谷があまり感じれず、取り上げた題材的に若干単調に見えた印象があった。
ただ、アクションシーンは他の戦争映画にはないかっこよさがあって、FPSのゲームが好きな人もハマるんじゃないかなと思った。