カメラを止めるな！のNdoのネタバレレビュー・内容・結末

学生演劇みたいなB級映画だなと思ったら




映画の序盤、スクリーンに映るのはB級ホラー映画。はっきり言って退屈だった。血のりの血しぶきに隣の知らないおばあちゃんが「うわ〜いやだ〜気持ち悪い〜失敗した」とぼやく声。ホラー耐性のない僕もこの時ばかりはおばあちゃんと同じ気持ちだ。ふと気づいたらエンドロールが流れてきて、映画が終わる雰囲気に。あれ？あんなに評判がいいのにこんなんで終わり？え？まさか〜と戸惑っていたら、そこから、がらっと場面が変わる。あー、そういう感じね。そうだよね。まさかねと勝手に納得したつもりに。


そう、その時は納得したつもりで何も知らないし、気づかなかった。この映画の面白さはここから急加速していく。序盤がジェットコースターの登り坂で、そこからジリジリと落ちていく。落ちると思ったら、寸止め。また落ちるかと思ったら寸止め。一気に落ちないところがまたじれったい。最後に怒涛のオチ、オチ、オチ。


前情報はいらない。ぜひ劇場で。