低予算のゾンビ映画という情報くらいで鑑賞。
劇中劇の「ONE CUT OF THE DEAD」というワンカット撮影のB級ゾンビ映画と、そのメイキング映像を見せるという二部構成の作品。映画パートが冒頭から30分以上続くので本編だと思ってしまうが、そのエンドロール後に実は…という事で、後半のメイキング映像のパートが始まる。映画パートの映像がカメラマンの存在を感じさせるものであり、何かしらのしかけが有りそうだと感じてたので、二部構成に驚くというよりも成程って思いました。
メイキングパートは、映画では見えていないところで起きていた事を明かす形で展開。アクシデントに次ぐアクシデントで、どう乗り切って成立させたかを面白おかしく描いてます。本編撮影と同時に別のカメラで撮影したものと、完全に別撮りで作ったものがありそうですね。後者はエンドロールで見せているので、明らかですし。
映画パートの内容はともかく、30分以上演技が途切れない事に感心。出演者の方々は、舞台演劇をやっているのでしょうね。その中で映画主演の女の子は、二年以上前ですが出演舞台を見ておりました。その時のパンフレットに写真付きで載ってましたが、昔すぎて印象に残っていないのが悲しかった…かも(^^;
