原作は藤沢周平の同名小説のドラマ化です・・藤沢周平は好きな作家ですがこれは未読です。
藩主の用人としてこれまで勤めてきたが現在は家督を息子に譲り隠居の身だか退屈な日々を何とか希望を持って生きていく・・まるで現在の定年後の老人を爽やかに描いた時代劇です。
ストーリーは藩を二分する勢力争いに巻き込まれていくさまを『残日録』と云う日記に書き留めていく。
主人公の北大路欣也はやっぱり時代劇は好いなぁ〜・・親友の奉行伊東四郎との膝を付き合わせての酒酌み交わすシーンでの肴が細かく描かれていて面白い。
大きな立ち回りは少ないが気迫は迫るものがある。
ストーリーの「完結篇」に期待したい。