三屋清左衛門残日録の作品情報・感想・評価

三屋清左衛門残日録2017年製作の映画)

製作国:

上映時間:98分

3.0

あらすじ

東北の小藩で前藩主の用人をつとめた三屋清左衛門(北大路欣也)は、家督を息子に譲り、離れに起臥する隠居の身。悠々自適の生活を望んでの隠居であったはずが、世間から隔絶されてしまったような寂莫感が襲う。そんな日々も束の間、清左衛門のもとには、親友の町奉行・佐伯熊太(伊東四朗)らから、種々の事件が舞い込んでくるように。隠居の身の気軽さから、事件解決に奔走する清左衛門であったが、段々と藩を二分する政争に巻…

東北の小藩で前藩主の用人をつとめた三屋清左衛門(北大路欣也)は、家督を息子に譲り、離れに起臥する隠居の身。悠々自適の生活を望んでの隠居であったはずが、世間から隔絶されてしまったような寂莫感が襲う。そんな日々も束の間、清左衛門のもとには、親友の町奉行・佐伯熊太(伊東四朗)らから、種々の事件が舞い込んでくるように。隠居の身の気軽さから、事件解決に奔走する清左衛門であったが、段々と藩を二分する政争に巻き込まれてゆく…。

「三屋清左衛門残日録」に投稿された感想・評価

KUBO

KUBOの感想・評価

3.0
「三屋清左衛門残日録」新作完成披露試写会にて鑑賞。

隠居の身となった用人「三屋清左衛門」を主人公とした北大路欣也主演の作品で、元々は時代劇専門チャンネルとBSフジによるTVスペシャル。

北大路欣也と町奉行役の伊東四朗のコンビがいい。2人の会話に「隠居してやることがないと、自分の価値がなくなったような気がする」という台詞が出てくるが、シルバー世代が増えている現代日本で、主人公が「隠居」っていうのも逆にマジョリティなんだろうな。会場にもそういったシルバー世代がいっぱいいるけど、上の台詞がリアルに響くに違いない。また、そんなことを言いながら隠居がまだまだカッコいいところが売りなんだけど、その辺のところは「三匹のおっさん」なんかとも共通点はある。

「羊の木」でちょっとヤバい元殺人犯役をやってた優香さんが、いわゆる優香さんらしい息子の嫁役で出てるのもいい。

また、脇を固める俳優陣もなかなか豪華で、本作ではいいところは「木枯し紋次郎」の中村敦夫に持っていかれた感じ。

本作はいわゆる前編で事件そのものは解決せずに「続く」となるが、映像もキャストもスクリーンにかけるだけのクオリティはある作品だ。