Coordi

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅のCoordiのレビュー・感想・評価

3.7
『破壊に寄り添う探究心』

前々から、鑑賞してみたいなって思っていた作品です。
ゴーギャン。
ゴーギャンの作品なら美術館で何度か対面したことがあるぐらいです。

この作品ではゴーギャンのどこまでも人間臭いところを真っ先に感じました。
でも、あまり余計なことは言わない性格。
きっと頭の中は
「自分にしか描けない作品とは?最高の美術とはなにか?」
を探究し続けた彼を感じる。

孤独にパリを離れ、タヒチでおそらく彼の作品により深みがましてくる。
愛する人と出会うときも、過ごすときも、別れの時も、
彼の描き続けた作品は、まさにゴーギャンの魔法である。
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