このレビューはネタバレを含みます
他の方のレビューにもある通り、
人・服・建物・景色・音楽・所作のすべてが美しくて、うっとり浸るような作品
あんな素敵なドレスたち、人生で一度でいいから着てみたい……
カフェで食事をしている時にウッドコックのドレスのファンが「埋葬される時に着るのが夢」と言いにきて、それを優越感たっぷりに見てるアルマ…顔に出てる出てる!
けど美しさに酔いしれていると、人間関係のギスギス感にチクチクと突き刺される感じ…
アルマは…力技ファムファタールって感じで恐ろしかったな…
あまりにも神経質で、儀式のように日々を過ごすレイノルズやその姉(「クリムゾンピーク」のように弟溺愛の姉かと思いきや、ちゃんとビシッと叱るお姉さんでよかった)につらくあたられたり、気まぐれに愛してくれるレイノルズに振り回されているアルマに同情していたけど、途中からアルマが一番怖かったよ!
そして最後の歪みまくった破滅的な二人の愛でもうゾッとしたよ!!
でも2人が幸せならOKです…
3/100