2024年5月5日
2回目スコア3.9
なんだろ、一回目観た時あんまりだったのに、二回目めちゃくちゃ良かった。悲壮感漂う主人公の異常なまでの規則正しい生活習慣が臆病な心からきてるのとか、アルマの狡猾さかつ「どうしても愛を手に入れたい」弱い時の彼ほど愛おしいと感じる愛の形とか、細かい部分が色々わかって観たから面白かったのかな。
きのこを刻んで軽量するカップに指貫(シンブル)を使ってるのとか、レイノルズの親指に針傷とかがあるのとかも萌えポイント。すごく細かいところにこだわって作ってるPTAに感服。
この映画と「ミセスハリス、パリにゆく」を同時に観るのが楽しくておすすめ。同じオートクチュールの世界の描かれ方の違いも面白いし、シリル役のレスリーマンヴィルの二つの顔が観れて、脳がバグる。決して冷たいだけの人ではなくて、弟をすごく思い遣っている姉なんだよな。結婚を静かに喜んでいるのとかラストのシッターをする顔、好き。
2023年5月ごろ
1回目スコア2.8