舞台設定がイギリスということもあり、雰囲気が紳士的で繊細でした。常に糸がピンと張っているような緊張感があり、見終わったあとにどっと疲れがきます。
内容の方は、自分の中で上手く消化出来なくて解説などを読んだのですが率直に言うとよく分かりません。2人がどういう思考回路をしているのか、どうして相手にどれほど傷つけられても愛しているのか。この愛し方は多分2人にしか分からないのでしょう。
ですがなんとなく何かを掴めたような気もします。この映画は極端な例ですが、他人には理解出来ない彼らだけの価値観で関係成り立っているカップルも案外いるものです。恋愛っていうのは、こういうものなのでしょうか。
