試写会で。
英国の名優ダニエル・デイ=ルイスの引退作。
という事で試写会に応募しました。
この映画の為にニューヨークの縫製師のもとで1年間修行を積んだという。
私自身若い頃に洋服作りに携わる仕事をしていたので、そのあたりにもとても興味がありました。
ポール・トーマス・アンダーソン監督作品を恥ずかしながら初めて観ました。
この映画は1950年代のロンドンが舞台。
優雅で甘美な時間が流れる映像だと思いました。
私なりにあらすじをまとめてみました。
出会うべくして出会ってしまった二人…
オートクチュールの仕立て屋レイノルズは至高のドレスを作る為にウェイトレスのアルマをミューズとして迎い入れる。
レイノルズはひたすらにドレス作りに打ち込む、ルーティーンの日々。
アルマは一途にレイノルズの愛を求め、ゆえに狂気の愛に変わっていく。
そしてやがてお互いの存在(愛)を確認する為の究極のゲームが始まる…
「ファントム・スレッド」
東ロンドンのお針子たちが、王族や貴族に長時間衣装を縫い続けた、仕事場の外でも見えない糸を縫い続けたという逸話からきている。
(題名を見たときにどんな意味なのかなぁと思った。)
