このレビューはネタバレを含みます
実在の風刺漫画家の話。
アルコール依存症であり
自動車事故で車いす生活を余儀なくされる主人公が
緩やかに、
時に怒りながら
時に愛されながら
周囲の人に助けられ見守られ
自分らしさを取り戻し
周囲をそして
ありのままの自分を許していく。
アルコール依存症の人たちが
グループワークをしながら段階を踏んで
依存から立ち直っていくシステムがあるのですね。
(ジョナ・ヒルがよかったですね。)
私に置き換えてみても
なかなかできないことだとは分かりつつも
他人や自分を許すというのは
大きな安らぎや愛を平和を感じるものなのだと
分かる映画でした。
何かに依存するというのは
やはり
自分の中の何かが欠落していて
それを埋めるために依存してしまう・・・と
何かの本で読んだことがありますが
ありのままの
最初に持っていたものが
産まれてから死ぬまで持ち続けていられるものなのだろうか。
なんで
この世に人は生れるのか・・・
と
なんだか考えてしまった。
「カモン、カモン」をGWに観たいと思っているので
フォアキン・フェニックスで1本観てみました(o^―^o)