明太フランスパン

ドント・ウォーリーの明太フランスパンのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

彼が何故13歳にしてアルコールに頼らなければならなかったのか。
陽気で明るいジョンの隠された心の傷、トラウマ。

アルコール依存症を克服しても、体はもう元のようには動かないけど、得意の漫画と持ち前の性格で沢山の人に愛され、最愛のパートナーも見つかり
失ったものより掴み取った幸せの方が遥かに大きい。

〝弱い人ほど強くなれる〟
〝啓蒙は己を知ることから〟
自分自身と向き合い、自分の弱さを認めること。
居眠り事故を起こした友達、一緒に酔っ払っていたジョン自身、育ての親、自分を捨てた母親。
彼等と向き合い、許し、前に進む。
なかなか出来ることじゃない。

実話ベースの作品だなんて、本当に事実は小説より奇なり。