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ドント・ウォーリーのzzyyのレビュー・感想・評価

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)
2.8
依存、嗜癖から自己を取り戻す道は本当に困難な道で辛く苦しい。
何が原因か問題はどこにあるのか、自分と向き合い、何ステップも踏んでいく。
責めた相手を許す、最後には自分を許す、それがとても難しい。
同じように苦しんでいる人が支えてくれもする。
本作はジョン・キャハランの半生というより、アルコール依存と、それを克服する姿が描かれている。依存を克服する困難さ、仲間の救済にとても共感し、涙した。

想像していたストーリー展開と違い、主にアルコール依存症を克服する過程が多くを占めていたのだが、前半は、本当に酒浸り、
胸から下が麻痺になっても酒を飲むことをやめない(やめられない)姿にうんざりし、飽きてきたのだが、物語の中盤から、アルコールを断とうとするジョン・キャラハン。
これが、ホアキンじゃなければなぁ…
ロビン・ウィリアムズだったらなぁと思った。
ホアキンはちょっとどころじゃなく、クドイのだ。
御本人のお顔を拝見しても、やはり、ロビンならばと思ってしまった。
ロビン・ウィリアムズ健在の時に、
主演も脚本もやってほしかった。
(エンドクレジットの一文、よかったね。)


ドニーの存在、言葉には本当に救われる思いがした。グループセラピーってほんと、大きい存在。
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