いわゆるメイキングを一本の映画として鑑賞した
それは、ブレード・ランナーという作品が「古くて新しい」という自身の素直な感覚に実感が持てた事による
そして、何よりこの作品の主役は監督であるリドリー・スコットの強烈な芸術家ぶりだ…😳
当時に関わらず、映画という芸術に関わる人々の情熱や役割・努力、利害関係etc.まさに一言では表せない複雑な拘りの中でも今では減った芸術家であり職人で監督の=指揮者というイメージが面白い
あれこれとメイキングを見てきたが、前編を通じて監督の負の部分をさらけ出すのも珍しい
只の解説的メイキングなら長過ぎてキツいが、映画界や映画作りに興味深い者として本編と共に観るには価値ある一本
邦画で例えるなら、昔の黒澤明監督のエピソードにも通ずる・・・そういうのはハリウッドや外国映画では珍しい
CGを使っていない最後のSF・・・「ブレード・ランナー」
そこには現在の映像革新に偏り過ぎて、何かしらの既視感がある作品とは大きく一線を画す 確たる証拠があった!
それは一言【やり方】かも知れない