日日是好日のcuummaのレビュー・感想・評価

茶道のお話。ストーリーの大半は武田さん（樹木希林）が主催する茶室を舞台として、典子（黒木華）の成長を描く。

繊細で美しいお手前の作法は、日本人でもその意味を理解しにくいが、二十四節気で折々の季節を表現した和菓子や掛け軸には細やかな心遣いを感じる。日本の美学です。
季節が巡って典子の所作が洗練されて美しくなるにつれ、余裕と風格を感じました。日々を愛でる気持ち…大切です。