母方の祖母が茶道の先生だったので抹茶にはなじみがあり(茶道とはどんなものだったのか？)ということを知りたいので鑑賞。
抹茶茶碗を3回回して茶碗を眺めて飲む、とかそういうことは知ってるけど、本格的には学んだ事がありませんので、上手くたてる事もできません。
小学生の夏休み、一度だけ祖母に本格的に習ったけど、難しいし、怒られるし、いつもの祖母と違って恐いし、その時、茶道てイヤだなーて思いました。
祖母も、孫に教えるのはシンドイな、と思ったみたいで、本格的に教えてくれたのはその時一度きり。
映画みていて、(一日で全部教えるのは無理でしょ)と思いました。
祖母においしい抹茶を建ててもらう事は当たり前だったけど、外食で抹茶を飲む機会があっても、不味い事が多くて、外では、おいしい抹茶て飲めないんだなあ、と思っています。
ただ、(ああ、こういうこと祖母はしてたなあ)とか(お弟子さんとこういう事をしてたのか)とか(茶席はこんなんなのか)と鑑賞していて茶道の序の口を知れるのでよかったです。
ただ、茶道て茶碗、道具、茶室、着物、掛け軸、トータル芸術の世界なので、とても美しく、沼の様にお金がかかる世界なので、庶民は深入りしない方がいいと思っています。
祖母が亡くなった時、茶室の道具の整理が本当に大変でした。すごく高価なものもあるのに、こちらは判断できないし、処分も難しいし、こういうモノを残されるのは大変だなあ、と思いました。小さな小物ひとつひとつがかわいらしく作られていて、すごい世界だなあ、お金がいくらあっても足らない沼の世界で、楽しいけど、はまると大変だなあ、と思ったのを覚えています。
