なんだか癒されるとともに、日本人で良かったなぁと改めて感じる事のできる作品でした。
四季折々を感じ楽しむということ、人を思いやる気持ち、一期一会の精神、茶道を通して様々な日本の文化が感じられてほんとに美しかった。
ちょうど目線の高さのガラス越しから見える蹲踞やお庭の美しさにも目を奪われました。なんてステキな茶室。
まだ習い始めて2年ほどしか経ってないけど、私も茶道に魅了されてるうちの1人です。
私は裏千家なので表千家とのお点前の違いも勉強になりました。
大きな流れとしては一緒だけど、細かな部分があんなにも違うんですね。
お菓子の食べ方、お茶の飲み方、初めて風炉から炉へ変わった瞬間の気持ちとか、あー！わかる！私も思ったー！っていう茶道あるあるもいっぱいでした。笑
そして、まだ大きなものどころか内輪なものでさえ敷居が高く感じて参加した事のない茶事、あんな風に正客の押し付け合いみたいな感じなのはなんだか意外で面白かったです。
椅子取りゲームみたいだけど、あんな風に決まるならたしかに慌てるー！笑
先日裏千家のお家元の講演会に行った際、
お手洗いに列ができてました。
その時に私の前に並んでいた年配の女性が自分の番になった時に振り返って「お先に失礼します」と言って、綺麗なお辞儀をしてくださいました。
トイレでそんな風にしてもらったのは人生で初めてで、その方に根付いてる茶道の精神を垣間見れた気がして、なんだか感動してしまいました。
茶道は本当に奥が深くて、お点前、その心、茶室やお道具等の知識、歴史面などなど勉強するのが本当に楽しいです。
縁あって茶道を習う事ができ、そして楽しむことができてるなんて、なんて幸せなんだろうって真剣に思います。ほんと、何気ない日々に感謝です。
そして、私事ですが先日茶道検定の四級と三級を受験しました。
今週末に結果発表予定なので、ドキドキしちゃいます。笑
受かってるといいなぁー。
