まず茶道でASMRしたらすごいいいんじゃないって思ってしまったシステムに取り込まれたような感覚を持ったことが少し悲しかった。書きたくなかったが、これも今の自分の感覚として残しておこうと思う。人生一旦思い切り反対側に振ることって大切なんだろうな。結局映画を見るってことは自分を見るってことで同じ作品でも見る度に景色が変わるのは自分がなにに向いてるかがその時々で違うからなんだっていうあたりまえなことをものすごく感じた。この映画は大半人の横顔しか見えていなくって、もみあげって人を生々しく映し出すんだってことも新しい発見でした。さいごにまっすぐ見つめて終わりを迎えたところも綺麗でした。タイトルも素敵だし、明日からは部屋に二十四節気が分かるカレンダーをつるして、日々を大切に来年も再来年も今日を迎えられるように生きていきたい。少し立ち止まって、耳を澄ませるそんな時間を見つけたい。
