チーズ

レイニーデイ・イン・ニューヨークのチーズのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

私、これ見た後でリザレクションの図を拝見した訳なんですが、こっちに恋焦がれてしまってちゃって、それが結果、お茶を濁す事になった。ウディアレンの映画は皆好きなんじゃ無いかなあ。

予めご了承くださいなんだけど、全くマトリックスとジャンルが違うので、その拙い濡手はテキサスチェーンソーでポリッシュしちゃって下さいね。

ほいで、本気で言うと、極めてスタイリッシュな映画です。具体的には、①めっちゃスタイリッシュ、⑨寿司は高い方が美味い、④風呂は毎日入ると身体が良い感じになる、の三本でお送りされてる。

明らかに、ファニングとシャラメの若々しさは瑞々しく、もぎたてのドラゴンフルーツの様にエッセンシャルだ!

そんで、展開が極めて早く、無駄が無い。また、難解な伏線なども無く、ストレート果汁。尤も、それを退屈と言って仕舞えば其れ迄だけれども、そんな人には実家の抱き枕を思い出して欲しい。

その中で、人々の選択や機微の移ろい、実存の素粒子が明滅し、忽ち、煌びやかな自己矛盾に陥らない一貫性を帯び出す。ラストシーンの別れが、涙にならず、ただ、晴々しい物でも無いのはこの映画の概ねを象徴していると考えます。

あと、全員口が悪いので、4.0を付けました。
チーズ

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