なんでこんなに雨降ってんのに1ミリも憂鬱にならないんだろう！
雨の降るNYがおしゃれで、雨がとっても心地の良い作品でした。
ザ・ウディアレンの映画って感じでとってもよかったです。
まあ、今回は、皮肉や固い話はなかったから、大衆受けしそうなおしゃれ映画だなと。
特に、音楽がウディアレンって感じやったな。
様子や心の内側ザワザワして、慌ただしくなっても、音楽が落ち着いたジャズなので終始落ち着いて楽しめました。
そして、ティミーの奏でるピアノが素敵だった。
優しくも、切なくて、どこか上の空のような音色。
いい意味でクセのない、スッと心に入り込むようなティミーの歌声も最高だった。
過去の話も、回想なんか挟まないでその人の口から出た言葉だけで語るのも良かったな。
エイミーがどんな容姿かはわからないけど、どんな人かはちゃんと分かったもんね。
ティミーの最初のナレーションで入り込みやすかったし。
そして、なにより、キャスティングの豪華さが目の保養でしかなかったので、ビジュアル目当てでもいいから観に行ってほしい！
セレーナが、少し大人になったアレックス(ウェイバリー通りの。)って感じで、ずるがしっこくて、ちょっとイヤミなのに憎めないキャラクターがやっぱり似合うなって思いました。
めちゃくちゃNY行きたくなった。
うちも、セントラル・パークの時計台の下で18:00に雨の中キスしたい！（笑）
