クリムゾンキング

ゲーム・オブ・クラウンのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

ゲーム・オブ・クラウン(2017年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

友だちとの旅行蹴って彼ピッピと一緒にいようとした主人公が彼ピッピの浮気現場(というかおまぐわい現場)に居合わせてブチギレ、友人の後を追って微笑みの国タイへやってきたがなんと友だちが変態ピエロ野郎に攫われてしまった!
偶然知り合った底辺映画監督御一行と一緒に過ごすが「そんなの『人生の大切なものを気づかせるゲーム』に決まってるぜベイベー」と遊び半分、だけど次第にそんな様子じゃなくなっていくいくぅ!

物語の挿入部分がすげーふわっとしすぎて「いつ物語始まったん?!」というレベル。
いやそもそも物語らしいものなんて存在してないけど。

素人のホームビデオ見てる感じの旅行映像に時折攫われた友人のシーンがインサートされてくるけど緊張感も恐怖感もない。

『これは東南発祥のナウイゲームだぜ!本当に誘拐なんてされてたら2年も旅行してる俺っちの耳に入ってるはずさベイビー』『筋は通ってるわね』おいおいお前らパリピは頭ん中までビールが詰まってんのか?
そんなゲームあるわけねーだろwww
とか思ってると『ゲームって思ってたけどどうやら違うみたいだ。君は映画飲み過ぎだぜベイビー』ってどの口が言ってるんだ?

あんだけ人伝に手紙とか渡してたらいくらなんでも足つくだろ。

最後は「実は二人組でしたー!」いや知らねーよ。

本当にちょっとブレアウィッチの出来損ないみたいなとこがあって、背後からピエロがニュ〜って現れてくるシーンは良かったなとは思うんだけど、エンドロールとかちょっと旅行番組のエンディングみたいな感じで、いやそんなとここだわるより本編のディティールもっとちゃんとしろよ。
と思ってしまった。