度重なる不祥事で本作を敬遠したり、あるいは嘲笑されたりすることはおかしい!!!とかなり大声で言いたくなるほどの傑作!
と言ってもそれは映画ファン目線というより、音楽ファン目線での話ですが!
邦画でここまで選曲に練られたプレイリストムービーはなかったのではないか?(音楽にorigami PRODUCTIONが関わってると知り納得)と思わざるにはいられないほどの最高感&多幸感。
そして何より中学生の頃から渋谷にある程度入り浸っていた自分にとって、街並みが全編を登場してたから、ノスタルジイ爆破(ニューヨークを舞台にした映画、パリを舞台にした映画のような趣もなくはない)。
あとは自分の元来あったDJに憧れる欲によって、揚太郎と同化して鑑賞できる喜び(ちなみに揚太郎が通ってたレコ屋は下北なんですけどね)。
とりあえず音楽好きは確実に鑑賞しよう!
P.S.
斜め前の幼稚園生くらいの子が、全編踊り狂ってたので将来有望だと泣けました。
P.S.
作中での重要曲「Juicy&Crispy」はドナルド・バードのジャズファンク期的なナイスレアグルーヴナンバーだと思ってたら、まさかのオリジナル!だったことが本作における1番の興奮点でしょう。