とってもためになる、ドキュメンタリー映画。
デヴィッドボウイの有名な写真たちを撮っていたのが、こんなゆるキャラチックな(←失礼)、日本人のおじさまだったとは。
鋤田さんのまわりのさまざまな人たちへのインタビューや、鋤田さんが実際に撮ったり喋ったりしている様子をみていて、鋤田さんの人柄のすばらしさが伝わりました。世の中は、芸術そのものの価値と同じか、それ以上に作る人自体の人柄がものをいう時代をむかえてんのかな、とか考えました(テキトーなこと言ってます、) 芸術やそれを創る人のあり方について、考えさせられました。
またポール・スミスと鋤田さんとの対談や、ジム・ジャームッシュ監督が鋤田さんについて語っているようすまで出てきて、びっくり。今まで彼の存在を知らなかったけれど、この映画を一回みるだけで、彼が世界中の文化人に愛されるゆえんをしっかりと感じました。
そんでなにより、デヴィッドボウイの破壊力よ… 梅田行き電車の前のデヴィッドボウイ、つり革につかまるデヴィッドボウイ、電話ボックスのなかで煙草を嗜むデヴィッドボウイ、、、なにかのまちがいで人間界・日本に舞い降りた半神をみているのかと思いました. 興奮冷めやらず。