なごみさんの映画レビュー・感想・評価

なごみ

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炎628(1985年製作の映画)

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人間が恐ろしい性質を持った生き物だということを直視させられました

人々を建物のなかに押し込んで火をつける兵士たち 彼らは笑いでもしなければ精神を保つことができない 彼らを人殺しの悪魔に仕立て上げるの
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軽い男じゃないのよ(2018年製作の映画)

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映画でこういうおもしろい試みをする人がいるのは、うれしいことだとおもいました。

ラストがいいです。現実世界の奇妙さ…

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

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ドランさんの推し映画と聞き、これはと思った当日に映画館へ

途中までマリアンヌがお嬢様でエロイーズが画家っぽいみためだなーと思っていたのだが、ふたりで起きる朝にエロイーズがニカッと笑うと、お嬢様どころ
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好奇心(1971年製作の映画)

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画のうつくしさとジャズが心地よし

前半、兄弟間のやりとりを”これが思春期男子か〜”とおもしろ可笑しくながめ、後半の展開(母&息子..)はドキドキしちゃった

けっこうすき

TOKYO!(2008年製作の映画)

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ミシェル・ゴンドリーのうつす東京はどんなかと思って、みてみたら割と邦画…?ゴンドリーはきらきらした洋画でいいとおもった。

「メルド」は自由度高くて、狂っててすき

ポン・ジュノは香川照之の存在感と、
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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ポーリーヌとシルヴァンが、あの年頃で大人相手にバンバン自分の意見を主張できんのがすごくて、さすがフランス人… みていて気持ちよかった。マリオンは「女!」感がいっそう強くて、ポーリーヌは女である前に人間>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

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なぜか無性にみたくなって、この映画とジム・ジャームッシュをみるためにunext復活。この映画は高校生ぶりにみたけれど、そのときよりも好きだった。何も起こらない映画がすきで、言葉少なな映画がすきだ

T
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

3年前ぐらいから気になってて、やっとみた。自分の身体を切ったりするのかと思いきや、人を喰ふお話だった(cannibalismということばをはじめて知った)。今作含め自分がさいきんみるヨーロッパのホラー>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

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だいじなことだけは守って、あとはあまり考えずに進む。「努力」とかじゃなくて、「ただやってる」「やりたいからやる」「将来は自分になりたい」姿勢なのが、よかった。フォレストが自分と違いすぎて好きだった&癒>>続きを読む

地上最大のショウ(1952年製作の映画)

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大規模サーカス団の凄いパフォーマンスを交えながら展開する、団員内三角関係ラブストーリー。

ストーリーよりも途中のパフォーマンスや衣装にずっと釘付けだった

『サンタ・サングレ/聖なる血』『ベルリン・
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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

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ジョルジュ・メリックの「月世界旅行」+ 彼の映画への情熱がスゴイ映画関係者の人々のドキュメンタリー。メリックの半生や当時の映画周辺がざっとうかがえた。ミシェル・ゴンドリーは、これに感動したのかーと思っ>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

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最初、あんまり好きじゃないなー?と思って、でも進んでいくにつれてやっぱちょっと好きだなと思った。観ながら原作の雰囲気が想像された。吉沢亮が吉沢亮で、二階堂ふみは二階堂ふみだった。SUMIREさんがどう>>続きを読む

彼女は夢で踊る(2019年製作の映画)

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ポスターが可愛いなーと思いながら機会を窺って、ようやく先日朝10時の新宿武蔵野館にすべり込み… で自分のような女子学生が何人かいるのかなと思っていたら、私よりもずっと年齢の上の方々でほとんど席が埋まっ>>続きを読む

37セカンズ(2019年製作の映画)

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所々でふふっと笑いがこぼれて、ユマとお母さんの喧嘩のシーンに至っては「あ、泣くかも」って思う隙を与えられずに、どうしようもない気持ちがぐわっと押し上げてきて、思わずその場で立ち上がってしまった… 「こ>>続きを読む

処刑の部屋(1956年製作の映画)

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大学生の青春というテーマに惹かれて衝動的にレンタルして観た。酒、煙草、ダンスパーティー...頽廃とエネルギーが交錯したような印象を受け取った。
若尾文子さんの凜とした佇まいとちょっと切なげな表情に終始
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

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ホラーに挑戦したくなってまずエクソシストをみた。

ベッド揺らして大暴れしたりブリッジ走行、首180度回転等、怖いけど大げさすぎて少ししらけてしまった。『KOTOKO』の塚本晋也の顔面血だらけシーンが
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スリーメン&ベビー(1987年製作の映画)

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「赤ちゃんに乾杯!」(仏)をみたいなと思っていて、なんとなく似てるからと思って借りたらまさにその米リメイク版だった。

普段はもっと重いカンジの映画が好きなのに、この映画に流れるユルさとかノリは快適で
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カケラ(2009年製作の映画)

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配信されていたのに、わざわざレンタルショップでパケ借りしました。(ショップにわざわざ足を運び、幾多もの中からなぜかその映画を手に取るということの意義を最近は味わっている) (その後すぐ配信で二度見しま>>続きを読む

サタンタンゴ(1994年製作の映画)

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一人の休日にTVで流しておきたい映画ランキング暫定一位(とにかく長いから。)

ワンカットの長いこと、それが自分の性格というか波長のようなものにぴったり合った、と思いました。(ニーチェの馬の感じもなか
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

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最近なんだか何の映画を見ても注意散漫しちゃってなげやりになっていましたが、久しぶりに集中して最後までみれた一本です。宮崎あおい、カワイイ。絵がとてもすきだった。


きれいにつくられたストーリー嫌い、
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クリスチーネ・F(1981年製作の映画)

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ひたすらヘロイン中毒の恐ろしさに向き合う時間でした。

中毒の若者たちの半分イッてる目つきをみていて、この世から離れた所をみているような気持ちになりました.

薬物を吸いこみながら、ボウイの歌声が響く
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ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

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『危険なプロット』『彼は秘密の女ともだち』に引きつづき、オゾン作品3作目。

この作品をみて、グザヴィエ・ドラン監督が『わたしはロランス』にメルヴィル・プポーを起用した理由がわかる気がなんとなくした。
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あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

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ボスニア内戦で心身に傷を負い生きる女性ハンナ(サラ・ポーリー)と、親友を救うため火事で重傷を負った男ジョゼフ(ティム・ロビンス)の物語。

同監督作品『死ぬまでにしたい10のこと』が気に入って鑑賞。両
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パリのランデブー(1994年製作の映画)

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ロメール作品デビュー!

めっちゃ好みだな〜

めんどくさいのに、恋がしたくなるですね

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

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ザ・映画ってかんじが逆に好きです。ちょっと押し付けがましいところが愛しいです。
「マイライフ・ウィズアウト・ミー」でいいのに。

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

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とってもためになる、ドキュメンタリー映画。

デヴィッドボウイの有名な写真たちを撮っていたのが、こんなゆるキャラチックな(←失礼)、日本人のおじさまだったとは。


鋤田さんのまわりのさまざまな人たち
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もののけ姫(1997年製作の映画)

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映画館にて.

村の女たちと一緒になって働くアシタカの姿から、他者の立場になり、他者の気持ちを知ろうとする、そのことで社会の構成員一人ひとりを尊重する気持ちを得る、という、人にとって大切だと思われるこ
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シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

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ええもう、だいすき…

駆け出しから、「あ これは私のための…?」と思い、彼女を追う途中とちゅうの裏通りや街の感じが、やけにノスタルジックというか、子供の頃夢の中で通った道はこれかな?とか思って、古都
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日没の印象(1975年製作の映画)

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極上のチル映画ではないでしょうか.

語りが、花とアリスの宮本先輩みたいで、なんか可愛い。

同監督の「比呂美 毛を抜く話」と合わせて、この世界観にハマっている最近であります.

こういう映画が、もっ
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