ぱんでみっく太郎

映画しまじろう『まほうのしまの だいぼうけん』のぱんでみっく太郎のレビュー・感想・評価

3.5
物心ついた頃にはおはスタで目を覚まして、学校へ行く前にしまじろうを見る生活習慣ができていた。
大学生になってがらっと生活が変わった。かなり遅い時間に起きて学校へ行く。そうしているうちにしまじろうは平日朝の時間から姿を消していた。レギュラーキャラクターもすっかり知らない顔が増えていて、小さな頃は苦手だったあのイタズラ好きな三兄弟も姿を消していた。なんだか寂しい話になったなあ、と思っていた時にこの作品と出会った。
視聴を初めてすぐに気づく。伊達に長いことオタクをやっていない。そうじゃなくたってあの特徴的な声は忘れようがない。
休憩時間にも一工夫があって、そこでも泣いた。
そうして満足しているうちに、ふと気づいてしまった。
しまじろうを見て学校へ行っていたような人たちはもう、子を持つ年齢なのだと。

ははは、へこむわ。