このレビューはネタバレを含みます
序盤、桜が「私、◯◯じゃ無いんです‼︎‼︎‼︎!」と衛宮士郎に向かって思いっきり大声で叫んでこのセリフをぶちかますシーンは、ちょっと……これはPG-12指定だったのと観客に再確認させられざる得ないインパクトのあるシーン。
だって普通、日常会話で「私、◯◯じゃ無いんです!(真顔で真剣に)」って頻繁に使う?訳ないですよね。
前回みたいなアクションシーンは控えめ。人とのドラマ部分を見せていく感じの作り。と言いつつバーサーカーとセイバー(ごめんなさい、エンドクレジットよく読んでなかった正確な名前は思い出せないです)との戦闘シーンは迫力アリ。
その辺、退屈だと思わせないのが、フェイトを作るufo tableらしいクオリティと言うか。
この絵、作画で物語が進行していく時点で劇場まで足を運んだ甲斐があったものというもの。
で、バーサーカー退場。
ギルガメッシュも後半、まさかの桜で退場。
しかし桜の身体が火照ってくるってシーンがインパクトがあり過ぎて……「今回のフェイトはエロくない!」って断言できる訳無い。流石にこれを昨年大晦日みたいに地上波で放送することは無理かな?と思ってしまう。
アーチャーも退場するけど、置き土産って言うのは酷いか、士郎の無くした左腕を自らの左腕を切って彼に移植してそして消えていく。彼の命は繋ぎ止められたけど、英霊の強力な魔力を封じるために包帯みたいなものをぐるぐる巻き。
これがどう最終章に絡んでくるかが見所というか。
ただ、一年待って、我慢して、ようやく観れたのは良いけど、正直個人的には情報量がオーバーフロー気味、もう一回観ないとこの2章を把握できそうに無い感じ。
そう意味じゃ、この章自体「一見さんお断り」なのかも知れない。
で、総合的には満足できた作品、だけど、最終章の繋ぎの回だから、結局来年の3章を観てそれからこの2章の出来を評価出来るのかなあと。
まあ、じっくり来年まで待ってみるしか。