HirokiSo

恋は雨上がりのようにのHirokiSoのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
3.0
雨とともに、その娘はやってきた。何気ない手品と、「雨もきっとすぐ止みますよ」のさりげない一言で、恋に落ちたーー。
陸上部のエースだったあきらは、致命的な怪我によって陸上部を離れ、鬱々とした日々を過ごしていた。そしてある日、病院の帰りに寄ったファミレスで、歯車は再び回りはじめる。
バイトをしながら、店長への想いを募らせるあきら。親友を心配する幼なじみ、戸惑いながらも正面から向き合おうとする店長。
周囲を巻き込みながら、止まっていた二人の時間が、それぞれ動き出す。その先に選んだ結末はーー。

王道といえば王道のような恋愛映画やけど、ただそれだけじゃなかった。迷い、悩み、苦しみ、でもその中で一生懸命に相手を思い/想い、心を配り、同じ時間を過ごす。そこにはバカながらも愉快な同僚がいて、心から心配してくれる仲間がいて、心のうちを共有できる相棒がいた。

人との繋がりを、大切にしよう。
少し、勇気を出して前に踏み出してみよう。
そう思える、作品だった。

大泉洋と小松菜奈の主演二人の役柄が良かったなー。大泉洋のあの渋くて鈍そうな感じとか、小松菜奈が最初はきつめのクールキャラだったのが、どんどん笑うようになって明るくなるところろか。
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