恋は雨上がりのようにの作品情報・感想・評価

恋は雨上がりのように2018年製作の映画)

上映日:2018年05月25日

製作国:

上映時間:111分

3.8

あらすじ

「恋は雨上がりのように」に投稿された感想・評価

「女子高生」と「おじさん」は陰陽五行説でいうと相克の関係にあり、たとえばアフラ・マズダとアーリマン、バロンとランダ、美来斗利偉・拉麵男と屠殺鬼玉王のように永遠の闘争を宿命づけられた存在ですが、本作ではその相反する二者がほんの一瞬、わずかに近接することによってアウフヘーベンが起こり、そしてそれぞれがより高みへと向かうという、世にありうべからざる美しき物語です。もはや神話レベルといってよい。女子高校生が観ても多分に感じるものがあるだろうし、おじさんが観てもわが身に置き換えにやにやしてしまうであろうという、誰ひとり傷つかないwin-winな映画ですね。

ストーリーとしては映画も原作マンガ(途中までしか読んでませんが)もそんなに大きく変わらないのだと思いますが、前者にあって後者にないのは音楽によるブースト。本作は『菊次郎の夏』なみに音楽ブーストが強力な映画だと思います。

オープニングで小松奈々が「テレキャスター・ストライプ」に合わせてドリフトしながら疾走する場面はここ数年の邦画シーンにおいて特筆に値するものであり、はっきり言ってこの映画で一番の見どころでもあるので、現代を生きる多忙な社会人各位はとりあえず冒頭のドリフトシーンだけ観ておけば、「この映画を観た」と公然に宣言してもよいくらいです。なんの権限もないけど僕が許そう。

エンディング曲「フロントメモリー」も映画の主題にバッチリはまった名曲といえるでしょう。
jaysword

jayswordの感想・評価

3.7
原作である漫画も、そのTVアニメも非常に良かった。
という中での実写化である。
正直なところ、食指は動かない。予告で見た、小松菜奈がワイヤーアクションを使ってカーブを回り込む演出もどうかと思ったし。そもそも小松菜奈が橘あきらって違うだろとも、見る前は思っていた。
でもそんな思い込みは間違いでした。あきらと店長、それぞれの夢に対する距離感だとか、友人という存在の面倒くささや大切さが、上手く並行して描かれていてよかった。大泉洋も、原作では加齢臭漂うオッサンの設定なんだが、少し文学青年度が増していて、むしろよかった。あ、小松菜奈もよかったですもちろん。

個人的には桜木町に住んで能見台に通っている高校生が、元住吉の奥のほうのファミレスでバイトするって絶対あり得ねーと思うわけですが、それも店長に惹かれたから、なワケですよね、きっと。
(2019/04/06)
配役がとても良い。
原作読んだことあり、アニメも見たことあります。
だからこそ、原作ありきの実写化というのは不安があるのです(特にバトル系)
大泉洋のくたびれ感がいい!あの店長感が出てる。
脇を固める役者陣もいい(松本穂香がなかなかない役で出てるのもいい)
何より、やはり主演小松菜奈。
綺麗。
アンニュイ。素晴らしい。多分、僕個人がただ好きなのもあるけどもw、この子も化けるよなぁほんと。感心しちゃうわ、オジさん。
良いなぁ、店長。好意持たれて。
けど、これ実際だと大分しんどいな、男側。。。。
アニメを観て面白かったのでどんなものかと視聴。👀ようやく小松菜奈を見慣れてきて綺麗な人という印象を持てるようになった。🌴

作品は結構詰め込んだなぁという感想です。🐒小説家同級生との出会いから話が加速すると思ってただけに簡単にし過ぎ、という印象を受けた。🛩
それと、雨がキーワードな作品な筈だがあまり雨を綺麗に表現出来てない気がしてしまった。☔️

まとめるとアニメに軍配が上がりました。💦初見なら初々しさが楽しめると思うけど、2回目以降は難しい印象です。🌪
No1

No1の感想・評価

4.1
事前情報なしで観た。
想像していた恋愛映画とは違って
、主人公達の純粋さに心洗われた。
恋愛、陸上、小説、と主人公たちの変化が同時進行の展開も、単純な恋愛ばかりではなくリアルな人生を描いていて引き込まれる要素なのか。
それにしてもあんなに可愛い女子高生に迫られても相手のことを考えて行動していた店長がカッコよくて仏に見えた。
HIGHINLET

HIGHINLETの感想・評価

3.4
軽快なギターにのせて全力疾走するオープニングにグッと心が掴まれた。

透明感があるクールビューティな女子高生と人のいいファミレスの店長が、
互いに共鳴して思い留まっていた夢を再開して清々しい印象だった。

映像も柔らかい光が差し込んで綺麗。

だんだんと表情が砕けてくる小松菜奈が魅力的だった。
umetono

umetonoの感想・評価

4.3
原作は読んでないけどアニメーションは全部観てたけど、違和感なくストーリーが1本の映画の中にうまく纏められてる!おっさんの執着心と女子高生の執着心がオーバーラップ。誰にでも諦められないものはあるよねー、心のどこかに。
いろんな意味で勇気を貰えた。
小松菜奈みたいな女子高生にストレートに何度も何度も言われた、そらもう、おじさんは、、、制御不能。
1つだけ、何故挿入歌をAimerの「Ref:rain」にしなかったのか。残念。
ペイン

ペインの感想・評価

4.5
“黒澤明”

これまた超良い!なんと爽やかな風が吹いている映画なのでしょう。

昨年あまりに評判が高かったものの、漫画原作でJKがおっさんに恋するという設定からくだらないだろうなぁと思ってましたが、そんなべっとりとした恋愛モノじゃなかった。

これは、“持つ者(小松菜奈)”と“持たざる者(大泉洋)”が主人公の“挫折”を通して巡り逢い、呼応し、共鳴し合い、一歩前へと進んでいく物語だった。

それと先日観た「センセイ君主」と同じ“負け犬のワンスアゲイン映画”でもあった。

まずド頭の小松菜奈が全力疾走してからのシャーーッとスライディングするあのオープニングで心鷲掴み!あまりにカッコよくて昨年公開作の中でもベストオープニング賞ですよ。

それにしても小松菜奈のあの透明感はなんなんだ…部屋着姿(下着)も超萌えた(笑)←アホ。

良い感じに陽光が差し込む映像、“雨”と“傘”を利用した心情描写も巧み。

私的にはこの監督の「世界から猫が消えたなら」はその年のワースト級に嫌いな映画だったけど、次作「帝一の國」で見違えるほど良くなってて、今回遂に最高傑作きちゃったなって感じです。

大泉洋の芸達者ぶりは言わずもがな満点。言うことなし。

ただ主人公のバイト先のカッコイイ男の先輩の描き方がちょっとステレオタイプ過ぎるかなという気はした。あとラストはネタバレしないように言うと“メール”じゃなくて“メッセ”とかなんか他のものの方が良かったと思う。

とはいえ近年「ちはやふる」に始まり、クオリティの高い漫画原作映画との出逢いが多くて克服されつつあります。ダメなやつは超ダメだけど(笑)

P.S.
てかこの映画は主人公の名前が“あきら”だし、本だけど“羅生門”や“RUN(乱)”も出てくるし、黒澤明オマージュなのか?(笑)
もん

もんの感想・評価

3.6
ずっと観たくてやっと視聴!

小松菜奈ちゃんはだんだん顔が柔らかくなっていくのが良かったし、大泉洋はいい感じにおっさん感が出つつ、けどどこか惹きつけられるところがすごい良かった!
夢、友情、恋愛。とっても素敵。曲も撮りかたもなんだかすごく綺麗で。
>|