雨は感情を映し出す鏡だ。
恋愛映画であるとともにララランド的2人の夢追い物語。
年上に恋をする、そんな儚くも切なく愚かで無知な若さ。そんな若さという青春を懐かしむ老いと孤独に葛藤する2人は"恋"によって答えを導き出していく。
恋というものは時には原動力として活力に、時には悩みの種として壁として立ちはだかる。恋はまさに人生を突き動かすものであるということをこの映画は教えてくれる。
恋から学び、恋に泣き、恋に動かされる。
そんな導き出したラストの答えに涙が止まらない。
心は雨のように時に激しく、時に優しく、揺れ動く。