原作既読。いやー、良かったですね！
大泉洋好きじゃないんですけど、ハマってたというよりうらぶれた中年演らせたら上手いですねやっぱ。小松菜奈はハマってました。
原作の内容上手くまとめてたし、アレンジも全然よかったです。ラストは、今作としてそういう道筋辿ってきたからこその納得。というか、あの道筋で原作のラストだと無理でしょ。原作の内容だけの量と文脈があってのオチなわけで。
甘酸っぱい青春の一風景。勿論恋も部活も友情もその時期は色んなことが全て青春。かといって、青春じゃなかったとしても中年にだって想いや求めているモノがあるわけで。それでも青春真っ只中の若者を見ればその眩しさと自分の斜陽感とを比較するのも当然という。
そして、一般的には手を出されて(出して)人生の1ページとして過去になるんですけど、そこを純愛というか(打算も倫理も保身も…彼女への想いやりも含めて)店長が断るからこそ成立してるファンタジーだと思うんですね。それだからこそ美しく輝くような物語になったんだと思います。ちゃんとそこらへんを踏まえて実写化されてて面白かったです。ステキな2人だからこそ生まれる世界。
小松菜奈は良作に恵まれてますねぇー。
