恋愛モノのつもりで見始めたら、良い意味でまんまと騙された。これはジャンルとしてはドラマだね！
(いま確認したら、TSUTAYAのジャンル分けでもドラマだった！)
高校生の頃って、その時は気付いてないけど、みんな若さっていう燃料があって、それを勉強や部活、バイトや恋愛なんていうものに費やしてる。
燃料を費やす対象があれば、それはもう一生懸命になるけど、ある日突然それが奪われると、途端にどこに燃料を費やせば良いのかわからなくなる。
だから次の対象を見つけた時、それは失わないように必死に頑張る。
あきらちゃんも、そんな高校生の一人のように見えた。
店長に恋をする流れも、最後の展開も、これはそうなるよね、って納得できる内容でとても良かった。十数年前の高校時代を思い出す、爽やかで素敵な映画でした。
