何気ないところでポロポロと泣いてしまった。
普段、自分のことを「俺」って呼ぶ好きな人がふとした瞬間に「僕」って言うのにキュンとするのめちゃくちゃに分かる。好きな人がふとした瞬間に素を出してくれたのが嬉しすぎて思わず声に出してしまうのすごく分かる。もうわかりすぎて泣いた、泣きました。
なんか、劇的な盛り上がりはないもののあきらと店長がお互いを通して自分と向き合っているっていうのが静かに、濃く描かれていて、これは恋愛映画とはまた別のジャンルだと感じました。
全部よかったなあ。私も加瀬さんよりも吉澤よりも絶対店長を好きになる。ああいう縁の下の力持ちをやっている人が好き。周りの人たちが過ごしやすいように行動して、自分の『責任』というものをしっかりと理解できている人だと思う。
最後のあきらのあの表情がこの映画の全てで、なんかこう言葉にできない愛おしい気持ちでいっぱいになりました。
大泉洋がハマり役すぎて。クサイと言われても違和感のない、でも好きになる人がいるのも分かる感じのおじさんが最高に似合ってますね。好きです。
