くろさわ

恋は雨上がりのようにのくろさわのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
3.7
陸上部の才能を持つ女子高生が怪我をきっかけにバイトを始め、バイト先の店長さんに好意を抱きながら青春を過ごす物語。

冒頭の小松菜奈の全力で走る姿が魅力的で惹きつけられる。小松菜奈の無愛想ながらも、店長といるときに出る笑顔には天使レベルの癒しを感じる。そして、冴えないファミレスの店長の大泉洋も役に合っており非常に良かった。また、清野菜名の役によって凄い学生感が演出されていた。運動部をやらせれば、何部でも合いそうな女優だと思う。

店長に好意を抱く女子高生という少し角度の変わった青春恋愛物語。

学生同士の眩しい恋愛物語ではなく、大人も爽やかに見れる物語と思う。

この映画を通して永井聡監督は元CMディレクターであるがゆえか、あらためて綺麗な映画を撮る印象が強くなった。
ジャッジ、帝一の國、世界から猫が消えたならと全て綺麗な印象があり、魅力的なシーンが多い。