あのね

恋は雨上がりのようにのあのねのレビュー・感想・評価

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)
4.8
公開初日に映画館で観て以来、2回目の鑑賞。
1回目の鑑賞から1年半くらい経っているし、その間に個人的にいろんな経験があったので全然ちがう感じ方だった。
いますごく胸がくるしい…

すごく歳上のひとをすきになったときに、「君に俺のなにがわかるの」って言われたら、わたしだったら泣きながら部屋を出て行ってしまうとおもう。
でも、店長(大泉洋)かっこいいよ。
バツイチの情けないおじさんかもしれないけど、あんな状況でそんなふうにされたら、わたしが女子高生だとしても、きっとすきになってしまうとおもう。
すきになるのに理由はいらないけど、17歳と45歳じゃあ理由や言い訳がいるよね…くるしい…
くるしいけど、泣いちゃいそうだけど、きれいなラストで本当にすきな映画。後味さわやか。

音楽も映像もキャストも照明もなにもかもが最高。オープニングはとくにすばらしくて、今回もニヤニヤしてしまった。

大泉洋さんと戸次重幸さんのシーン、「大学時代におなじ夢を追いかけた同級生」の感じがすごく出ていた。とってもよかった。中の人たちもそうだもんね。
素敵。なんかもうぜんぶ素敵。大切な作品。
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