メインの2人観たさに鑑賞。
9日間で撮影した代役のクリストファープラマー。
むしろこの人の方が全然合っているのではないかと。
時に冷徹で時に滑稽な億万長者は全く違和感なかったです。
シニカルな台詞を平然と言い放つところなんかすごくいい。
主演のミシェルウイリアムズ。
世界一美しいと思い込んでいたのですが、今回はそこまでではなかったような。そういう役作りなのか、いつもの色気が抑え気味だったかも。
意外にもイタリアでのシーンが多く、最近ご無沙汰気味だった1970年代のイタリアの街並みやファッションが再現されていてとても得した気分。
全体を通じて流石のリドリースコットクオリティはやっぱりスゴイ。
フランスの名優ロマンデュリスがイタリア人誘拐犯で出演してるのはノーマークでこれも嬉しい。あんまり扱いは良くなさそうだけど役はちょっといい人だし。
ケビンスペイシー、ダメなことはダメだけどちょっと気の毒。
どんな億万長者だったかも気になります。