面白かった〜!
相変わらずリドリースコット映画は女性が強すぎる…とか、ゴア苦手な私にはキツすぎる力の入った場面とか、俳優の怪演とか、何も考えずに観ても面白い要素てんこ盛り。
孫が誘拐組織からマフィアに売られる場面、全てがお金と交換可能な資本主義社会の中で頂点を極めた人の、お金では替えられないはずの唯一の存在に値段がつけられる皮肉には感心した…けど実話なんですね、これが作り話じゃないのも凄い。
あらゆるものに値段がつきお金で手に入る世界で、豊かさとは札束という紙切れを溜め込むことだけど、紙では満たされない苦しみもあるよね、という真っ当な気持ちになった。