まの

リヴァプール、最後の恋のまののレビュー・感想・評価

リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)
3.8
有名な大女優と、売れない舞台俳優の若い男との恋の話。

自分の母親と大して違いのない年齢の女性を本気で愛する男が果たしているのだろうかと思うこともありますが、愛に年齢は関係ないのかなぁと思えた作品でした。
病気で段々生気が無くなっていくグロリアをそれでも愛おしそうに見つめるピーターって凄い。

冒頭のシーン、グロリアの顎のシワ、タルミのアップから始まるシーンを見て、演じたアネットのこの作品への気迫の様なものを感じました。綺麗な女優さんなのに、頑張ったなぁと。発声練習している時の姿や、サタデーナイトフィーバーを踊っている姿なんかもバッチリ決まって、巧い女優さんだなぁと改めて思いました。
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