パグレ

エクスティンクション 地球奪還のパグレのレビュー・感想・評価

2.8
ガキがうぜぇ・・・


主人公は、住んでいる街が何者かの手によって襲撃され多くの住人たちが虐殺されるという悪夢に悩まされている。
その悪夢が原因で寝不足となり、注意力の欠如により仕事中にミスしたり家族との約束を破って冷たい目で見られたり、うだつの上がらない日々をおくっているのだが、ある日その悪夢が現実になってしまう。
序盤の日常シーンの子供たちはウザくない。

「襲撃される夢を見る→実際に襲撃が起こる」という展開からすると予知能力のように思えなくもないが、実際に起こる出来事は様々な部分が夢で見た内容と違っているようだ。このギミックが後々効いてくる。
中盤以降の逃走・戦闘シーンのガキどもが非常にうざい

ここが良かったとか、あそこがダメだったとか、語れる部分は色々あるのだけれど、中盤以降はガキどものウザさが常にまとわりついてくる。
巧妙に練られたどんでん返しで予想を裏切られて「マジかよ!一本とられたぜ!」と感心するやいなやガキのうざいムーブに意識を持っていかれてしまう。

いや、分かるんだけどね。
主人公が愛する家族を守るため懸命に戦う!みたいなシーンでは、言っちゃ悪いけれど子供はお荷物だけれど、それでも子供という存在が重要なのは分かっています。
けれど、この作品はちょっとガキがうざすぎるよ・・・

ガキのウザさ以外の部分で言えば、かなり良い感じの作品です。
もし見るのであれば「ガキがウザい」ことを念頭に置いたうえで、ガキのウザさを受け入れる心の準備をしたうえで見ることをお勧めします。
パグレ

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