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ワイルド・ストームのk2019のレビュー・感想・評価

ワイルド・ストーム(2018年製作の映画)
4.0
9月に入って観ました~。
ワイルド・スピードのロブ・コーエン監督の作品のせいか、邦題が「ワイルド・ストーム」(笑)
別にわざわざワイルド繋がりにしなくてもいいと思います邦題。
このタイトルだとただのパニック・ムービーでB級作品にしか見えませんが、ワーキャー言うだけの映画じゃなくてストーリーが良くて、それでいてさらっと「アメリカってすごいな」って思わせるところがありました。

なんていうか、知の国だなって。

この映画観て、
「学問とは何のためにあるのかね?」と思いました。
社会に出るのが怖くて大学に引きこもるためにあるのか。
「勉強する」っていうのがただのエクスキューズだったり、学歴というのが就職の時に履歴書に書くためにあるのではこういう映画は生まれないだろうなって、思いました。

映画の成績や批評家からの評も低めですが、私はこの作品良かったと思います。
ただのハリケーンが大きい映画でも、クライム映画でもなく、自然の驚異と共に人の根底にある、根源的な性が描かれていて。
すごく人間的な善人にぴったりなトビー・ケベルがぴったりだし。
お話のラストも良い。

なんで評価低いんだろ???
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