ゆこ

白銀の乱舞のゆこのレビュー・感想・評価

白銀の乱舞(1931年製作の映画)
2.4
話のテンポ悪すぎてウケる
レニが馬鹿女でイライラさせられるし、うるさめの子どもが小狡い手で乱入してくるしうんざりする
80分もしない映画だったのに体感120分だった

ただ、画面作りは面白いものが多くて楽しい
まず白い雪山と黒く蠢く人物のコントラストが綺麗だし、狐狩りでの集団パフォーマンスが秀逸
画にリズムがあって、白い画面に同じ柄(人影)の反復があったり、スローモーションを度々挟んできたり、スキー板の先から見る景色だったり...映像がこの映画の唯一にして最大の魅力ですね
ゆこ

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