オリジナルは鑑賞済み。
とにかくメガネ姿のニコールキッドマンが美しい！
正直、若い頃の彼女には何の魅力を感じなかったけれど、年齢を重ねて魅力的になってきた。
人を見た目で判断するなとは言うけれど、やはりどうしたって、秘書の反応が普通だと思う。
しかし、フィリップのことを障害者ではなく1人の人間として接してくるデルの姿を観て、あの時フィリップが直感でデルを雇ったのが分かる。
自分は昔から、障害者を障害者として特別扱いする事で本人達を余計に苦しめてるんじゃないかと思っている。
最低限の補助は必要だけど、変な特別扱いは必要ないんじゃないかと。
なので自分がいないと、助けてあげないとといった哀れみのようなものはこのデルには感じられなくて、1人の人間としてフィリップに接しているのがとても良い。
デルがオペラのことバカにしていたのに、予想外に観入って聴き入って感動して、しまいにはスタンディング・オベーションしちゃうシーンはやっぱり笑える。
生のオペラ観たらハマるの分かる！
文通相手の女性とふたりきりでのレストランのシーンはなかなかキツかった。。
観終わってオリジナルとリメイクどっちが好きかは人それぞれなのかなと。
個人的には、甲乙付け難くどちらも良かった。
そもそも元の脚本が良いのだから。
ちなみに車はフェラーリ・GTC4ルッソよりオリジナル作品のマセラティ・クアトロポルテの方が良かった 〜笑
