うひひひ

GODZILLA 決戦機動増殖都市のうひひひのレビュー・感想・評価

GODZILLA 決戦機動増殖都市(2018年製作の映画)
4.5

2作目、より面白かった。
怪獣の出番が減ったのは残念だったけれど、アニゴジとしての姿勢を貫き、行こうとする道を見せてくれたようなイメージ。

問題のメカゴジラ、都市の形を取ったのは目から鱗だった。開発していたメカゴジラの構成物質が自己増殖を繰り返した結果の産物ということだが、メタファーとして都市であることに大きな意味があったのではないか。人類の地球支配の物理的象徴としての都市や町。地球の支配者をゴジラと呼ぶのなら、都市は無機物的なゴジラである。つまりそれらは"メカ"ゴジラなんだろうか、そんな思いだ。
とはいえ、メカゴジラが観れる!と劇場に真っ先に足を運んでコレだったガックリ感もわかるところ...

変化球なのは否めないし、見たかったゴジラはこんなのじゃないという意見もわかるんだけれど、「こんなのゴジラじゃない」で済ませてしまうには、勿体ない作品かと。
しかし、全体評価はどうしても3作目の着地点にかかっている。不安半分、期待半分。上手く終わって欲しい。
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