サイモンの周りの友達も家族もみんなステキ。
ゲイであることをかくしてきたサイモン。ブルーとのメールのやりとりで、サイモンの気持ちがどんどん動いていく様子が気持ちよかった。
ブルーとのメールで、少しずつ好きになっていくどきどき、カミングアウトする勇気、ブルーは誰なのか、悪意によってゲイであることをバラされたくないと必死のサイモン、裏切りや嘘。
様々なことを経て、ゲイであっても周りのみんなが自分自身を愛してくれていることに気がつく。
この映画での大きなテーマはゲイだけど、登場人物をみていると、それだけではない気がした。
男か女か、白人か黒人か、ユダヤ人か違うのか、ゲイかストレートか。
自分は何者なのか、自分らしさとはなにか、サイモンが悩み苦しんで。そしてラストシーン。
いい映画でした。涙出た。