2019年 46本目
LGBT映画はどんどん増えていく中で
ここまで”恋愛感情そのもの”ではなく
当事者たちの悩んでいる様子、普段の
振る舞い方などにスポットライトを
当てて描いたものはなかなか
なかったと思うくらいに、リアルで
刺さるものがあった。すごく良かった.....
ストーリーの展開としてはそこまで
リアルに感じられなかったのは、あくまで
自分が日本人であり、アメリカの
ティーンエイジャーではないからだろうけど
重くなりすぎず、軽すぎず、の
バランスが素晴らしかった。
もちろん目を背けたくなるシーンもあるし
ニックロビンソンくんの演技が本当に.......
当事者の気持ちが、多少なりとも
わかる身だからこそ、オールタイムベスト入り。
—————若干ネタバレ——————
LGBTの4文字の中には属さない気がするけど
自分も母親にカミングアウトをしたことが
ある身なので、涙が止まらなかった。
「いつどこで誰に伝えるか 僕が決めることなのに 君が奪った」
LGBT映画でここまで刺さる台詞、なかった。