ゆめこ

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのゆめこのレビュー・感想・評価

3.2
考えがまとまらないので、まとまりなく感じたことをポツポツ書いていきます


頭の中でQ&Aが繰り返される映画だったかな。

「容姿じゃない、見た目じゃない。自信を持って生きることが大事」というメッセージはとてもわかるんだけど、見た目関係なく今の自分の生き方に自信が持てない場合はどうしたらいいんだ……とかぐるぐる考えてた。

もちろん観る前よりも観た後のほうがはるかに元気になれる映画で、頑張ろう、自信を持って生きれるように日々過ごそう、と思えるんだけどルッキズムについて考えすぎてドツボにはまっちゃった感がある。

途中、好きな服やメイクで元気になることは見た目に左右されることなのか?とか考えたんだけどこの映画のメッセージは、生まれながらの容姿や見た目のコンプレックスに振り回されずに生きよう、メイクも服も自信を持って好きに楽しんでいいんだよ、みたいな感じだと捉えたのでそこは関係ないんだなという結論に。

ただ、コメディ映画として作られてるのはわかるんだけど太ってる主人公が(自分を痩せた美人だと勘違いして)自信満々に水着で踊ったり「私みたいな美しい人いないわ」って言ったりすると劇場から\(ドッ)/と笑いが起きてて太ってる人を笑う映画で合ってるのか……?と疑問が残った。

ルッキズムについて考えたのは「太ってても良いじゃん」というメッセージを受け取りながらも、自分自身が「でも!今の私は!!!去年より○kg太ってて!痩せてたときの自分のほうが好きで!!!そしてこの贅肉は日々の不摂生の結果で!!!」みたいな葛藤が生じたからなんですけどこれに関しては答えが見出せない。日々の不摂生も仕事を頑張ってる結果と受け入れればいいのか……?と堂々巡り。

なんでこんなに考えるのかというと自分があんまり容姿で嫌な思いしたことないからなのかなーとも。自分でも何書いてるんだって感じなんですけど、今日の自分可愛い!可愛いって最高!って思って生きてるので、容姿にこだわることってそんなにだめなのかな……とぐるぐるしてます。

もちろん自分にだけにね。他人の容姿に文句つける権利は誰にもないので。
ゆめこ

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